ディズニ医 ルーマニア医学部

ルーマニア現役医学生の日常

日々の学び 医者への道!

読者の皆さんこんにちは!。今回も一週間を追憶する形式で振り返っていこうと思います。

毎週授業について投稿させていただいてますが皆様の参考になっているでしょうか?今週も興味深い授業がありましたのでいくつか紹介します!

月曜日は朝から解剖学実習講義がありました。

解剖学の授業では腕神経叢という手の運動に対しての脳の命令を伝える神経を扱いました。来週はテストで神経の繋がり方が聞かれると思うので重点的に勉強したいと思います。

医療倫理学の授業では、教師と生徒、教授と大学生といった具体例から「社会的に力の差」がある場合の倫理を考える授業でした。

心理学の授業では、マズロー自己実現理論における安全欲求を侵害されると起こる「家族性トラウマ」について学びました。家族性トラウマは自然災害や性的暴行、戦争など個人にとって受動的で望まない結果を伴うものが引き起こします。そしてそれらは概してマズロー自己実現理論の中の安全欲求を脅かすものです。そしてウェストン・A・プライスという栄養と歯・身体の健康について論じた歯科医の主張についても扱いました。

ルーマニア語の授業では曜日の言い方を学びました。当日、時間割が間違っていたので先生と僕だけの個人レッスン状態となりました。そこでルーマニア語の歴史について詳しく教えてもらうことができました。ルーマニアが近代化していく段階で、ドイツやフランスそしてイギリスなどの先に近代化を果たした学校でルーマニア人のエリートを育成したため大学教育など高度な学問的語彙はそういった西洋諸国の影響を強く受けているとのことです。

生物物理学の実習講義では、アルキメデスの原理から発展して医学的には点滴に関係する内容を扱いました。基本的に粘度の高い液体は点滴の速度が小さく逆に粘度の低いものは速度が大きくなるのでその調節に関係する内容でした。

さて今週はこんなところでしょうか。日々新しい学びがあり自分が医者になることに一歩一歩近づいていることが実感できています。

これからもたくさんルーマニアの生活を投稿していきますので待っていてください!