ディズニ医 ルーマニア医学部

ルーマニア現役医学生の日常

早すぎる!クリスマス商戦

読者の皆さんこんにちは!  今回も一週間を追憶する形で振り返っていこうと思います。

生物物理学の実習講義で行われたテストが返却されました。前回のブログを読んでいる方はご存知かもしれませんが点数は良くなかったです。

テスト返却の際、「あなたはこのテストの結果に満足しているの?」というお声をかけていただきました。僕は普段、小テストのある授業ではたくさん勉強しているのでそれを踏まえた上での発言だったのだと思います。僕はその言葉でものすごく嬉しくなり、次に大きな失敗をしないようにしようと強い決意をしました!

さらに教授は次週に再試験を執り行うという形式で起死回生のチャンスをくれました。次週のテストに向けて勉強していこうかと思います。

ショッピングモールへ買い物に行って僕はものすごく驚きました!なんと、クリスマスツリーや飾りがもう売っていたのです(笑)早い!

クリスマス商品の一部

ルーマニアの文化の根底には「正教会」の存在があります。日曜日をルーマニア語では「duminică:主(キリスト)の日」と表現するほどです。

日本のクリスマス商戦は「世界的に見てもすごいものなんだろうなぁ」と勝手にイメージしていましたが、ルーマニアのレベルは違いました(笑)

自炊では初めて煮込み料理に挑戦しました。鶏肉、ウィンナー、カリフラワーをトマトペーストを溶かした水で煮込みました。塩コショウを加えてシンプルな味付けをして完成です。とてもおいしかったです。日本では鰹節や昆布で出しを取るようにヨーロッパではトマトを用いて出汁をとります。

作りました!

実は医学的にも旨味は大変重要です。母乳や羊水の中には大量のグルタミン酸やグルタミンが含まれています。母乳の中のグルタミン酸濃度は昆布だしとほぼどうとであると言われています。「おふくろの味」と言われるものの正体はこの羊水や母乳を起源とするものではないかと僕は思いました(笑)

母の味で思い出しました。朝起きると漠然と母が恋しくなって日本に帰りたくなるときがあります(泣)ちょっとだけホームシックです。

ですが、僕は社会にとって良い医師になるため頑張っていこうと思います。では、また!